国際クリスチャン・サーファーズ(CSI)略史
国際クリスチャン・サーファーズ(CSI)略史
その過去、現在そして将来
そもそも、クリスチャン・サーファーズ(以下CS)は、他のサーファーたちに伝えたいヴィジョンをもっていた10代のオーストラリヤ人サーファーたちによって、1970年代に始められました。従ってオーストラリヤは、1983年には23歳のBrett Davisを最初の専任者とする全国運動を始めた最初の国になったのです。他の国もオーストラリヤ方式にならい、1985年にニュージーランド、1980年代に米国、1990年には南アと英国、そしてごく最近はタヒチ、ポルトガル、フランス、そして1998年には日本にもCSのグループが生まれたのです。ブラジルのダイナミックな“サーフィスタス・デ・クリスト”は、1990年から活動していましたが、2001年にCSIに加盟し、ペルー、ベネゼーラなどの南米グループも2001年に加盟しました。
1993年にクリスチャンのサーファーたちは、どうしたら世界宣教への神のみ旨を果たせるかというチャレンジをうけました。そこで国際CSの第一回大会が、ハワイ・オアフ島のノースショアで開かれました。そこから Surf Ministries Internationalというネットワークが生まれたのです。1995年ノースショアで開かれた第2回大会によって、そのつながりが強化されました。1997年に開かれたニュージーランド大会までには、CSはそれまでの軽い気分のカジュアルなネットワークから、もっと真面目で堅実なネットワークを目指すべきだとのチャレンジを受け、事実上1つの意図的な国際宣教運動となって行きました。1999年に Brett Davisは家族をつれて、このヴィジョンを実行に移すために、世界中のサーフィン・ミッションをくまなく巡回し、そして自ら国際デイレクターとしての役割につきました。このようにしてクリスチャンサーファーズ・インターナショナル(CSI)はその翌年2000年に米国サンタクルツで開催された第4回大会で誕生し承認されたのです。
今日、CSの歴史は画期的な時代に入っています。サーフィンは世界規模のスポーツとして1千万人の波乗り人口を抱え、国際サーフィン連盟には36ケ国が参加し、世界の若者文化の中で爆発的な人気を持っています。CSはその36ケ国のうち15ケ国にミッション支部があり、400人以上のボランテイアと約20人のスタッフを持ち、教派やサーフィン事情を超えた国際共同体として1つに結ばれています。CSIは各地にミッション支部を建て、また新しく発足したものを受け止めるというやり方で、オーストラリヤはアジアに、ニュージーランドは太平洋地域に、米国は中米とカリブ海地方に、英国はヨーロッパ全域に、ブラジルは南米、南アはアフリカ全体に、それぞれ責任をとることになっています。最近のサーファーズ・バイブルの出版は、キリスト教会全体にとって実にめざましい成功をおさめた好例です。CSは本格的な宣教団体とみなされ、さらに成熟した機会に恵まれて全力投球が可能になるでしょう。
将来に関して言えば、CSIは成熟するにつれて、その可能な限り、教会や宣教団体、世界宣教を志す人たちから、彼らの宣教の一翼を担うものとして考えられるようになるでしょう。CSIは文化交流宣教のパイオニアとして、世界のあらゆる国のサーファーたちに、その責任をもっているのです。やがて、いろいろな種類の特別ミニストリーが出てくるでしょう。サーフィン伝道を職業とする道も、訓練と啓発が伴えば可能になるでしょう。リーダーシップもより深められ成熟して行くでしょう。そして現代の若者文化のなかで、クリスチャンとはいかなる者かというアイデンテテイ(自覚)がはっきりと形をとってくるでしょう。サーファーたちは彼らの宣教の可能性を見極め、神の国のために働く上での最も適した場所を見つけられるようになるでしょう。世界の教会もCSIとの提携を保ち、それに倣うことによって恩恵を受けることになるでしょう。
さあ、あなたも「国際クリスチャン・サーファーズ」の歴史の一端に加わりませんか。
2003年7月記録